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10機あまりの中国戦闘機が釣魚島周辺を飛行
2013年 1月 11日16:57 / 提供:
釣魚島周辺を飛行する10機あまりの中国戦闘機

 日本の防衛省は10日午前、殲-7(J-7)、殲-10(J-10)を含む10機あまりの中国戦闘機が日本側がいう「防空識別区」を飛行したが、「日本の領空」は侵犯していないと発表した。自衛隊のF15戦闘機の緊急発進による妨害はあったが両国間に摩擦は起きていない。日本新聞網が伝えた。

 これまで中国は国家海洋局所属のY12小型プロペラ機を釣魚島周辺を飛行してきたが、戦闘機が防空識別圏に入るのは初めてだ。

 昨年12月、中国国家海洋局所属の航空機が釣魚島周辺の飛行を継続的に行っている。防衛省は警戒を強めており、今回の件を「特例としない」声明は発表していない。防空識別区は各国で他国からの領空侵犯を防止するため、自国で設定している区域である。東中国海上空で日本の識別区は中日中間線を越境している。

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釣魚島周辺を飛行する10機あまりの中国戦闘機

 中国海洋局の劉賜貴局長は10日、北京で開かれた中国海洋活動会議で、「概算統計だが、2012年中国の海洋総生産は5兆元を上回った。また、中国は99.8%の深海で科学調査、探査を行う能力を備えた」と述べた。

(編集z 写真:軍報記者)

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