初の試験就航が終了、空母「遼寧」が帰還
2012年 10月 31日15:52 / 提供:
中国初の空母「遼寧」は30日、中国海軍に配備されて初の試験就航を終え、同日午前9時(現地時間)ごろ、大連港に帰還した。新華社が伝えた。
情報によると、中国は長期的かつ段階別の空母発展計画を推進中だ。同計画の推進は、中国の最高指導部から注目されている。遼寧艦の就役により、地域のパワーバランスに大きな変化が生じることはないが、中国側の行動はこのような変化に向けて条件を創造している。
中国が自国の具体的な方針を公開したことはない。しかし公開されたルートから得られた情報を分析した場合、中国の空母発展計画がいくつかの段階に分かれることが判断できる。中国が最終的に何隻の空母を建造するかは分からないが、中国の造船企業が初の中国産空母の建造の準備を整えていることは明らかだ。
空母「遼寧」が帰還
その場合、上海の江南造船場が空母建造を担当することになる。アメリカ国防総省は、初の中国産空母がすでに建造中だとしている。ロシアがインドのために改造した空母「ヴィクラマーディティヤ」の進捗と比べ、中国側の開発ペースは驚異的なものだ。
(編集z 写真:新華社)
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