【新華社北京3月30日】劉延東国務委員は２９日、北京の人民大会堂で村山富市元首相を団長とする日本震災地青少年代表団と会見した。

　劉氏は次のように指摘した。中日国交正常化からこの４０年間、両国関係は大きく発展し、政治面の相互信頼が強まり、相互依存が深まり、利益の融合が拡大し、両国人民に幸福をもたらしているだけでなく、アジアと世界の平和、安定、発展にも役立っている。

　劉氏は次のように述べた。中日友好の土台は民間にあり、中日関係の将来は青少年にある。両国指導者は今年を「中日国民交流友好年」とすることを決めており、双方は豊富多彩な交流活動を行っており、その中で青少年の交流は重要な部分だ。こうした活動で両国人民、特に若い世代の相互理解と友好的感情が一層高まり、中日友好が子々孫々伝えられる好ましい基礎が固められると信じている。

　　中国の劉延東国務委員は２９日、北京の人民大会堂で村山富市元首相を団長とする日本震災地青少年代表団と会見した