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腐敗防止総会開催、昨年紀律違反告発846件=中国共産党
2012年 1月 9日18:25 / 提供:
廉潔の「廉」

 中国共産党の腐敗防止機関、中央規律検査委員会の総会が9日午前、北京で開かれた。新華社が伝えた。今回は第17期同委第7回総会で、胡錦涛総書記が重要演説を行った。また党の指導者の呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、習近平、李克強、周永康各氏が出席した。会議は賀国強氏が主宰した。

 同委員会は昨今、昨年全国で順次行われた省・市・県・郷各レベル党委員会の任期満了に伴う改選について、紀律違反の告発が846件寄せられ、52件について事実関係を確認し、73人を処分したことを明らかにした。

 昨年の改選で各レベルの党委員会、紀律検査機関、組織部門は厳格な改選紀律に関する党中央の要求を極めて断固たる姿勢で実行し、改選紀律を明確にし、宣伝と教育、監督と検査を強化し、紀律違反行為を厳しく調査し、選出・登用の風紀粛正を一層強化した。

 各地区は様々な教育を通じて、党員幹部の改選紀律遵守意識を高めた。改選開始以来、各地で用意された紀律学習資料は2560万部以上、警告教材は775万部以上に上り、幹部379万人以上が特別研修を受け、129万人以上が特別な話し合いに参加し、585万人以上が改選紀律遵守宣誓書に署名した。中央紀律検査委員会と中央組織部は全国31省(自治区・直轄市)の市・県・郷の改選の様子について、各種監督指導チームを特に派遣し、様々な手段を尽くして調査・監督・指導し、良好な成果を上げた。この過程で各監督指導チームは525件の告発を受理し、うち改選関連の99件について詳しく調査した。

(編集:章坤良)

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