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中央経済工作会議が開幕、一定規模の減税?
2011年 12月 13日17:57 / 提供:

 

 この10年間で最も遅い開催となった今年の中央経済工作会議が12日に北京で開幕した。専門家の予測によると、今回の会議で政策決定層が国の2012年の経済政策を制定する際には、安定を通じた経済成長がこれまでにも増して強調される見込みだ。市場では先に、現在の経済情勢の複雑さが今年の会議の開催を遅らせたのではないかとの見方が出ていた。  

 複数の専門家が同日述べたところによると、今回の会議では積極的な財政政策と穏やかな通貨政策を引き続き実施すると同時に、情勢の変化に応じて微調整を行うことが打ち出される見込みという。 

 ある業界関係者の分析によると、今年の財政黒字は力強いもので、政府に行動を起こし、大規模な減税を実施するためのより大きな空間を与えることになった。  

 同業界関係者によると、今年1-11月の財政収入の伸びから考えて、2011年の全国の財政収入が1兆元を突破することは確実とみられる。よって財政を拡大させる一連の要因をすべて考慮したとしても、一定規模の減税は必要であるばかりか、可能でもあるという。

(編集z)

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