Home > ニュース > 中国  > 昨年中国が販売を認可した医薬品は1000品目 ジェネリックが73%
昨年中国が販売を認可した医薬品は1000品目 ジェネリックが73%
2011年 10月 11日10:17 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京10月11日】中国は昨年、医薬品1000品目の販売を認可した。販売が認可された医薬品をみると、依然としてジェネリック(後発医薬品)が多かった。国家食品医薬品監督管理局がこのほど発表した「2010年の医薬品登録認可に関する年度報告」の中で明らかにされた。

 報告によると、2010年に登録が認可された1000品目の医薬品をみると、国内医薬品が886品目、輸入医薬品が114点となっている。販売が認められた医薬品の中では化学医薬品が最も多く、全体の88 9%を占めた。2位が漢方薬で、バイオ医薬品が最も少なかった。2009年と比べると、総量は26 2%増えた。これは化学薬品、特にジェネリックが増えたため。

 登録を認可された国内の医薬品886品目の内訳は、化学医薬品が794品目、漢方薬が80品目、バイオ医薬品が12品目。内訳は新薬が全体の14%を占める124品目、改良型医薬品が13%を占める111品目、ジェネリックが73%を占める651品目。

 品目数に基づくランキングの上位10位をみると、抗生物質が6品目も入っている。近年も医薬品メーカーが大量の資金を抗生物質の開発に投入していることを反映している。

 適応症状別にみると、上位5位に入ったのは、抗感染剤、糖尿病治療薬、心臓血管疾病治療薬、呼吸器系疾病治療薬、抗腫瘍薬。2010年の中国の医薬品開発が好ましい状況を保ったことを物語るもので、販売が認可された医薬品は多くの分野に及んでおり、臨床医療のために多くの医薬品と治療手段を提供した。

 2010年に中国が受理した医薬品登録申請件数は6294件で、2009年並みだった。内訳は新規登録申請が3066件、補充登録申請が3228件。国内医薬品の登録申請が全体の80%、輸入医薬品が20%を占めた。化学医薬品の登録申請が80%以上、漢方薬が10%、バイオ医薬品が約8%となっている。

 

>