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全人代、 石油天然ガスパイプラインの保護法草案などを審議
2010年 6月 23日16:47 / 提供:
中国の石油ガス輸送埠頭

 第十一期全国人民代表大会第十五回会議が22日の午前に北京人民大会堂で第一回全体会議を開催した。会議は引き続いて石油天然ガスパイプラインの保護法草案、行政監察法の修正案草案、村民委員会組織法の修訂草案を審議し、初めて予備役士官法の修正案草案、人民仲裁法草案を審議した。新華社が伝えた。   

 これまでの法律草案の審議面で一部の常務委員会の委員らによると、草案の中で明らかになっているパイプライン保護措置は主に陸上石油ガス輸送パイプラインに適用しているが、海上石油ガス輸送パイプラインへの保護に適用しない。一部の常務委員らは、「海上石油ガス輸送パイプラインへの保護にも本法律が適用する規定を作成しながら、海上石油ガス輸送パイプラインへの保護に関する具体的な規定をも作成するべきだ」と提案した。  

 全国人民代表大会法律委員会は財政経済委員会と国務院法制弁公室、国家エネルギー局とともに研究を展開した。これらの機関の合致したところによると、陸上石油ガス輸送パイプラインは人為的な要素による影響を受けやすい。本法律が陸上石油ガスパイプラインに特化した安全保護措置を作成するのは必要だ。同時に草案の中で、パイプラインへの保護についての一部の規定も海上石油ガス輸送パイプラインに適用する。海上石油ガス輸送パイプラインへの保護に関する一部の特殊な措置は国務院によって作成されることができる。  

 改正後の草案の関係規定により、国務院は海上石油ガス輸送パイプラインの具体的な情況により、海上石油ガス輸送パイプラインへの保護に関する特別規定を作成することができる。

(編集:章坤良 写真:四航院)

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