新華社北京発　

  中国商務部弁公庁は１９日、通達を出し、立ち入って流通サービス業の「五輪を迎え、礼儀を正しくし、新風を吹き込む」活動を展開し、産業のサービス水準を高め、五輪の立派な開催のために文明、調和的な流通サービス業環境を営むと指令している。

 　銀行カードの使用を普及させ、消費者にスピーディー、便利な消費決済サービスを提供。五輪競技都市の五輪に関する決済雰囲気を盛り上げ、流通サービス業の銀行カード決済環境を整備、銀行カードの利用水準を高める。条件があれば、一部都市を選んで銀行カードの普及を試行し、試行都市でのカード決済割合を高めることもできる。 　

  そして、五輪をきっかけに、職業倫理を強化する。五輪競技都市と重要な観光都市のビジネス官庁は、流通サービス業の企業や従業員の訓練を強化、マナーや礼儀、各国の風俗を熟知させ、五輪に関する知識を普及させる。五輪に関する知識やマナー、外国語、各国の礼儀の差異、丁寧な接客などを内容とするコンクールを行い、五輪に寄与するように心構えをすると、通達は求めている。 　

  通達により、商務部は近く「緑色市場?安全万家」をテーマとする活動を行い、「２００７年流通分野の食品安全調査報告」を発表、「２００７年全国３緑プロジェクト宣伝月間」イベントと祝日食品市場安全の整理整頓情報を伝え、グリーン市場づくりの成果を披露する予定で、消費者の食品消費安全を確保し、五輪期間の消費安全を確保する狙いだ。

　また、商務部は、全国で「百都市万店に偽物なし」活動と全国「青年文明丸」活動をさらに進め、小売企業の線引き、産業信用システムづくりを続け、重点的に産業信用評価の試行を行うことを求めている。