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中央企業:昨年利益総額4700億突破、過去最高
2005年 2月 6日9:00 / 提供:

 2004年、国有資産監督管理委員会(国資委)に直属する中央企業の販売収入が前年比25.8%増の5兆5497.7億元に達した。また、通年の実質ベースでの利益総額は4784.6億元となり、同57.6%増となり、過去最高の記録を更新した。1日付で中国新聞社が伝えた。   

 国資委業績考査局の李寿生?局長は、中央企業は規模、管理、価格という三つの要素が相互に作用した結果、04年にはこれまでにない最高の記録を生み出したと説明。   

 04年における中央企業の総資産は9兆1948.1億元で前年比12.3%増。純資産も同11.8%増となった。そのうち、国家電網公司、中国石油天然気(CNPC)、中国石油化工(SINOPEC)、中国移動(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国中化集団(SINOCHEM)、上海宝鋼集団公司、中国穀油集団の8社は、世界企業トップ500にも選出されている。   また、中央企業の産業構造の調整も着実な成果を上げた。エネルギー企業は生産を拡大、鋼鉄、自動車、電子情報企業は製品構造の良質化を図り、高付加価値、ハイテク製品の生産量、市場シェアの拡大を続けている。

 そのほか、管理強化やコスト削減に注力。中央企業のコスト費用利益率は9.5%となり、前年比で2.1ポイント上昇した。