【新華社北京11月8日】第１１回「北京フォーラム」が７日、北京で開幕した。中国国務院の李克強総理がフォーラムにお祝いの書簡を送った。
李克强総理はお祝いの書簡の中で、１０年間の努力を経て、「北京フォーラム」は影響力のある国内外の学術交流プラットフォームとなった。今年のフォーラムは「文明な調和と共同繁栄――中国と世界：伝統、現実と未来」をテーマとし、鮮明な時代的意義があるとの見解を示した。
李克強総理は次ぎのように指摘した。当面の世界の多極化や経済のグローバル化、文明の多様化が深層から発展し、各国の利益は相互に依存し合い、相手の異なる伝統文化や発展の現実を相互に理解し且つ尊重し、調和をとれて、共同発展を図らねばならない。中国は自身の国情から出発し、より開放的で包容力のある姿勢で、世界各国との交流や協力を強化し、人類のすべての文明の有益な成果を参考にして、高度文明を擁する現代化中国の建設に努め、より調和がとれた繁栄する世界を建設するためにも、更に大きな貢献を行うよう望んでいる。
劉延東副総理は挨拶の中で次ぎのように強調した。文明の調和と共同繁栄の促進は、歴史発展の大勢に適い、人類社会の共通の願いを載せている。中国は平和発展の道を揺るぎなく進み、引き続き改革を全面的に深化し、対外開放を拡大し、民生を改善・保障して、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するために、倦まずたゆまず奮闘してゆく。同時に、各国との人文交流を一層強化し、人と人との間の理解と友誼を増進し、国家友好の強固な支柱を構築して、多様な文明における調和のとれた共存の促進に努め、人類社会の恒久平和と繁栄進歩の継続を推進するために力を尽くしてゆく。
（新華網日本語）
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