【新華社北京11月5日】11月3日，中国共産党中央委員会政治局常務委員、国務院の李克強総理が座談会を主宰して開催し、現在の経済情勢及び次の段階の経済活動について、専門家、学者及び企業責任者からの意見と提言を聴取した。また、次の段階の経済発展、マクロ経済政策、経済が下り坂の重圧及び多くの試練への対応策などに関して、出席者と深層から討論し、意見交換を行った。

    李克強総理は次のように述べた。複雑で厳しい経済情勢と向き合い、激しく変化する経済現象から、運行の主脈を正確に捉え、発展の大局を把握し、客観的規律を尊重し、民主的な策定、科学的策定に適切に取り組まなければならない。我々は長期を見据えた方法で現実的な難題を解決することをより重視し、市場メカニズムの作用をよりよく発揮して新たなエネルギーを凝集し、質と効果の向上及び民生の改善により多く注力し、科学的な発展とアップグレードの発展を推進する必要がある。

    李克強総理は次のように強調した。我が国は発展途上の大国として、発展を堅持することが第一の重要任務であり、経済建設を中心に、重要戦略のチャンス到来の時機をしっかりと捉え、発展に向けた「持久戦」に全力で臨む必要がある。発展は合理的な速度を維持し、継続的に規模化するだけでなく、質と効果を高め、強大化することに注力しなければならない。具体的には、中国経済が中高速度の成長を維持できるように推進し、ミドル·ハイエンド水準に向かって邁進しなければならない。政府機構を簡素化し、権限を委譲·開放し、委譲と管理を組み合わせたさらなる施策を発表し、行政審査許可、市場の障壁と各種「路上障害物」の「撤去」に取り組み、市場空間、起業環境の「増設」を実践し、市場を活性化し、より多くのチャンスを形成することによって、13億人の聡明な知恵を大衆による起業、民衆によるイノベーションに十分に活用し、奮って参加できるようにする。これによって、より多くの社会財産を創造できるだけでなく、なお且つ何千何万という人々が公平で規範的な競争で人生の価値を実現できる。