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インターネット評論「『公金消費』制限の本質は、権力のレントシーキングを制約すること」、中国新聞賞インターネット特別賞を受賞
2014年 11月 4日11:29 / 提供:
 【新華社北京11月4日】中華全国新聞工作者協会がこのほど主催した第24回中国新聞賞及び第13回長江韜奮賞の審査結果によると、中国経済網のインターネット評論 「『公金消費』制限の本質は、権力のレントシーキングを制約すること」が特别賞を取得したことが発表された。これは2012年中国新聞賞にインターネット特別賞を設置して以来、インターネット作品としては初受賞となる。

  この評論は中国経済網が中央委員会の「8つの項目規定」に焦点を当てたシリーズの評論の中の一編だ。ネットユーザーが注目するホットトピックを切り口に文章を展開して分析し、「公金消費」抑制は「腐敗撲滅」措置であるだけでなく、「経済学」としての深い語義も含むと指摘している。また、公金による飲食、贅沢な浪費に反対する本質は、消費を抑えることではなく、権力を制約することだとして、疑問の声に力強く回答している。

  今回の中国新聞賞は、283編の受賞作品のうち、17編のインターネット作品がそれぞれ一等、二等、三等賞を受賞した。中国新聞網『中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議』、新華網『マルチメディアのインテグレーテッド・インタラクション:嫦娥三号の月探査』などの作品は、本筋に沿って大局を捉え、インターネットメディア形態を運用し、文字、画像、動画、双方向性などの形式を整合し、重大ニュースを全面的かつ十分に報道し、コンテンツが豊富で、形式が多様化している。人民網「中国改革『再出発』の総宣言」、中国新聞網『第18期三中全会が今日開幕、世界が注目する中国改革の再出発』などの作品は、三中全会の改革の全面的深化という重大テーマをめぐり、深層から解読し、適時に意見を発信し、インターネット世論を積極的かつ適切に誘導している。東方網『制度刷新——中国(上海)自由貿易試験区特別テーマ』、温州新聞網は「事業主への水質管理調査から全面的治水まで——温州『水質変化』全景を透視」などの作品は、世論のホットトピックに合わせて、入念に画策し、インターネットマルチメディアの報道手段を総合的に運用し、ネットユーザーの関心に応え、効果的なコミュニケーションを形成している。審査委員は、これらの受賞作品は次の内容を十分に体現しているとの見方を示した。近年のインターネットメディアがインターネット世論を誘導する能力を積極的に向上させ、社会の関心に適時に対応し、世論のホットトピックを誘導し、社会的責任を担い、ポジティブで健全かつ向上心のあるインターネット主流世論陣地を築き上げるために払ってきた努力は、評するに値する優れたインターネットニュース作品だ。

 (新華網日本語)

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