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習近平主席が愛国統一戦線を話す
2015年 5月 21日15:34 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京5月21日】中央統一戦線作業会議が18日から20日にかけて北京で開かれた。中国共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会の習近平主席が会議に出席し、重要な談話を発表した。習近平主席は次のように強調した。中国共産党第18回全国代表大会、第18期中央委員会第3回全体会議、第4回全体会議の精神を全面的に徹底して着実に実施し、鄧小平理論、「三つの代表」の重要思想、科学的発展観を指導とすることを堅持し、統一戦線活動が直面する情勢を深層から研究し、統一戦線の各方面の業務に堅実に取り組み、最も幅広い愛国統一戦線を強固化して発展させ、「四つの全面」戦略構想を推進し、「2つの百年」奮闘目標を実現し、中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢を実現するために、幅広い力の支持を提供する。
 習近平主席は次のように強調した。新情勢のもとで統一戦線活動に適切に取り組むために、必ず規律を掌握し、原則を堅持し、方法を検討しなければならない。最も根本的なことは共産党の指導を堅持し、実行する政策も、講じる措置も共産党の指導的地位と執政の地位を堅持し、固めることにプラスにならなければならない。新情勢の統一戦線活動に適切に取り組むために、必ず一致性と多様性の関係を正しく処理し、共通の思想と政治基盤を絶えず強固化するとともに、民主を十分に発揚し、差異を尊重し、寛容に受け入れなければならない。

 習近平主席は次のように指摘した。中国共産党の指導者の多党との協力と政治協商制度は我が国の基本的な政治制度だ。数十年間の実践を経て、この制度が我が国の国情に適合し、中国の特色ある社会主義制度の一つの鮮明な特色を形成していることが立証された。 

 習近平主席は次のように強調した。民族活動と宗教活動はいずれも全局的な活動だ。昨年に開かれた中央民族工作会議で、現在と今後の一時期における民族活動の施政方針と戦略的任務を明確化し、各級の党委員会は会議の精神を徹底的して着実に実行し、各民族と仲良く、心を合わせて協力し、調和のある発展を促進しなければならない。

 習近平主席は次のように指摘した。「一国二制度」の深層からの実施、両岸関係の平和的発展、我が国の国際的地位の大幅な向上に伴い、大陸内と大陸外の統一戦線という2つの範囲の連盟のメンバーの往来がより頻繁になり、連携が日増しに緊密化している。新情勢に適応するため、香港とマカオの業務、台湾、華僑に対する業務を堅実に行う必要がある。

 習近平主席は次のように強調した。党外の代表者を育成し、活用することは我が党の一貫した政策だ。党外代表者の育成、選抜、登用の強度を引き上げ、中国共産党の指導を自覚的に受け入れ、中国の特色ある社会主義路線を断固として歩み、比較的に強い代表性と参政及び国家の大事を議論する能力を備えた党外代表者チームを育成·作り出すために努力しなければならない。

 習近平主席は次のように指摘した。統一戦線作業は党全体の業務であり、必ず党全体が重視し、各自が一丸となって取り組む必要がある。各級の党委員会は統一戦線作業を重要な位置に据え、各級党政府の指導幹部は統一戦線政策法規を率先して学び、宣伝し、それを着実に実施し、統一戦線の重要活動に率先して参加すべきだ。


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