【新華社ミンスク5月12日】中国の習近平国家主席は11日ミンスクでベラルーシのコビャコフ首相と会見した。

  習近平主席は次のように強調した。中国側はベラルーシ側と共に貿易分野を引き続き広げ、貿易構造を改善し、貿易の質を向上させ、貿易の均衡化を促進してゆくよう望んでいる。中国·ベラルーシ工業園は双方の実務協力における新たな模索で、シルクロード経済ベルト構築のシンボル的なプロジェクトでもある。双方は工業園の入居プロジェクトを着実にドッキングさせ、同時に長期的な計画を立て、中国·ベラルーシ工業園を中心として、国際競争力を備えた産業を打ち出せるよう望んでいる。我々は両国の文化、観光などの分野における人文交流の促進を支援する。

  コビャコフ首相は次のように表明した。ベラルーシは中国の揺るぎない戦略的パートナーだ。両国の経済貿易分野の協力における潜在力は莫大で、ベラルーシ側は両国の実務協力の深化に取り組んでいる。ベラルーシ政府は両国の貿易レベルの向上、貿易構造の最適化に賛同し、両国の融資協力の新ルート開拓について積極的に研究討議し、双方の経済貿易協力のために助力を与えてゆくよう望んでいる。ベラルーシ側は中国のシルクロード経済ベルトの提案を支持する。この提案はルカシェンコ大統領が提起した欧州·アジア地域の経済一体化構想とドッキングさせることができ、当地域の人員や資本の流れを加速し、ユーラシア大陸の発展を推進するだろう。ベラルーシ側は中国·ベラルーシ工業園区の建設を特に重視し、これをベラルーシと中国の経済貿易協力のブランドとみなし、中国企業による園区への投資を歓迎する。ベラルーシ·中国の両国は、化学工業、生物医薬などの分野における科学研究協力を増大させ、観光協力を開拓し、人文交流を推進させることが可能だ。