中国の習近平国家主席は23日、インドネシアのジャカルタでジンバブエのムカベ大統領と会談を行った。

　席上、習主席は「今年は中国とジンバブエの国交樹立35周年にあたり、ムカベ大統領と共に、2国間関係を絶えず新しい水準に推し進めていきたい。中国はジンバブエが経済を発展させ、国民生活の改善に努力していることを支持し、これと同時に、中国の企業や金融機関がジンバブエのインフラ整備に融資を提供し、経済特別区の建設に参与するなどを奨励し、両国が農業や加工製造業、教育、衛生などの分野における協力を推進していきたい。双方は、国連安保理の改革やポスト2015年開発アジェンダ、気候変動などの課題で協調と協力を強化し、発展途上国としての共同権益を守っていくよう希望する」と述べた。

　これに対して、ムカベ大統領は「中国と経済貿易協力を強化し、ジンバブエの経済や社会の発展に中国からの支援を期待している」と述べた。