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中国、ベネズエラと米国は互いに「内政不干渉」を
2015年 3月 13日19:31 / 提供:

  中国外務省の洪磊報道官は11日、定例記者会見で「中国は、ベネズエラ政府と国民には自国のことを適切に処理する能力があると信じている。ベネズエラとアメリカが平等、相互尊重、内政不干渉を基礎に両国関係を処理するよう期待する」と述べました。

  アメリカのオバマ大統領は9日、「アメリカの国家安全保障と外交を脅かす」として、ベネズエラに対する国家非常事態を宣言しました。これに対し、ベネズエラのマドゥロ大統領は「外部からの干渉に反対する」とし、アメリカに対する非常事態の宣言を国民議会に促し、駐米臨時大使を召還しました。これにより、アメリカとベネズエラの関係は緊張が高まるとみられています。

  これに関するコメントを求められ、洪報道官は「中国は、各国が互いに平等であり尊重し合い、内政に干渉しないことを基礎として、関係を発展させることを一貫して主張している。これは世界的に認められた国際関係の準則であり、ベネズエラとアメリカの関係を含むあらゆる2カ国間関係に通用するもので、順守されるべきだ」と主張しました。

(中国国際放送局) 

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