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上海美術映画会社 ネットゲーム分野に進出
2004年 8月 3日13:00 / 提供:

 50年間もアニメ製作を取り組む上海美術映画会社は、このほど初めてネットゲーム分野に進出することにした。今回同社は、上海堤尼カートーン芸術有限会社、アメリカMUTABLEREALMS社と協力して、「隋唐英雄伝オンライン」プロジェクトを本格にはじめた。

 中国規模の最も大きいアニメ映画製作センターとして、上海美術映画会社が製作した一連のアニメ漫画は、中国映画史上のアニメブームを盛り上げたが、ここ数年来、製作水準の低下と海外アニメ作品の進出によって国内アニメ市場は打撃を受けることになった。その一方、中国ネットゲーム市場は引き続き向上し、年間生産高20億元に当たる産出により、同社は改革への強い決心を表明した。新たなビジネスチャンスとして上海美術映画会社は先ごろデビューしたアニメ映画「隋唐英雄伝」をネットゲームにすることにした。我が国にあるネットゲームの70%は韓国と日本から輸入され、この中たくさんのゲームが中国古典ストーリーに改編された。そのため、本格的な中国文化を背景として、中国の民族ストーリーをテーマとする「隋唐英雄伝」は最も適する脚本となった。関係情報によると、上海美術映画会社はこれからも優秀なカートーンをもっと多くゲーム化させ、上海のアニメ産業チェーンを作り上げる見込みだという。

     (編集:楊 李)