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未成年のインターネット、「10歳までに利用開始」が6割 中国
2014年 7月 21日14:02 / 提供:人民網日本語版

 中国少年先鋒隊事業発展センターがこのほど発表した「第7回中国未成年インターネット利用状況報告」によると、「10歳までにインターネットを使い始めた」子供の割合は6割を上回ることが明らかになった。このうち、「6歳までにインターネットを使い始めた」子供は23.8%に上った。

 報告によると、2012年の調査では、「6歳までにインターネットを使い始めた」子供は17.5%、2011年の調査では15.4%だった。インターネットの普及がますます拡大するにつれ、子供のネット利用開始時期はどんどん低年齢化している。

 未成年者のうち、「1週間に最低1回はインターネットを利用する」と答えたのは、都市部の子供が77.9%、農村部の子供が74.6%だった。また、都市部の未成年者がインターネットを利用する目的は、順次、「ネットゲーム」「音楽」「QQチャット」で、農村の未成年者の場合は、「音楽」「ネットゲーム」「その他」だった。

 報告は、「インターネット利用開始時期の低年齢化傾向が進んでいることは、未成年者のネット利用における客観的な事実であるだけはなく、子供たち自身の期待や願望の現れでもある。家庭教育と学校教育は、このような実態にもとづき、子供たちのインターネット利用をめぐる課題解決に向けて早急に取り組むことが迫られている」と指摘する。

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