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青島市民、日本経済侵略の証拠となる公文書を公開
2014年 5月 13日15:35 / 提供:中国国際放送局日本語放送

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劉吉林さん所蔵の日本人紡績工場の原始的な書類

 山東省青島市に住む劉吉林さんはこのほど、大切に保存していた3冊の公文書を公開しました。

 中国の中央テレビ(CCTV)で放送された「吉林省、日本軍による中国侵略の証拠となる公文書等を公開」というニュースを見たことがきっかけだそうです。これらの公文書は、日本人が青島で紡績工場の設立に関する資料であり、日本軍が中国を侵略し、中国で経済的略奪を行っていた直接的な証拠となっています。

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富士紡績が当時「興亜院華北連絡部青島出張所」に提出した申請書の中国語訳

 3冊からこれらの公文書にはいずれもラベルが貼られていて、「建築申請:昭和13〜18年」、「土地建物関係調書:昭和13年8月」及び「諸図面:民国35年1月」と書いています。この3冊はあわせて100部以上の資料からなっています。

 劉吉林さんは、「これは青島の都市発展の歴史的資料であり、日本軍による中国侵略の実証である。保存価値があるなら、最終的に国家に属するものだ」と語りました。

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富士紡績工場の建築計画図面

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現在の青島国綿八厂(元同興紡績工場)の跡地に残された日本建築。日本占領時代の日本人工場長の住所だった

 

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