2013年 12月 4日13:22 ／ 提供：新華網日本語

資料写真：写真は広西省来賓市象州県寺村鎮大井白石屯の風景（12月2日撮）

　中国の広大な農村は「環境革命」が興っており、水洗式便器がない、水道水がない、コンクリート舗装の道路がない、ゴミ処理場がない、クリーンエネルギーがないという歴史が終結しているところで、「いたるところまで散らかったごみは風で吹き去られるのにたより、いたるところまであふれ流れた汚水は蒸発にたよる」光景が歴史となりつつある。 　　

　基本的に衣食に事欠かないこと、社会保障などの生存の問題を解決した後、農村の環境問題は中国の上層部の視野に入り、農村の居住環境を総合的に整備する「革命」が中国各地の農村で展開しつつある。

　ここ数年農村環境問題の整備は一部の地方政府の重要な仕事になっているところだ。去年から、河北省はトイレの改築、幹線道路のコンクリート舗装、ごみ処理、村の緑化、飲水施設の改造などを内容とした農村環境の整備に動き出した。現在、当省の4万以上の村がすでにごみ、雑多な物、荒廃した家屋、汚く乱れた庭の片付けなどの作業を完成しており、政府は農村環境の整備のためにすでにおよそ150億元を投入した。

　今年10月、中国政府は浙江省で全国農村の居住環境改善仕事会議を招集し、全国で浙江省の農村における居住環境に対する総合的整備の経験を広め、現代化した「美しい農村」をつくり出すよう要請した。農村のクリーン活動はこれに伴って中国各地で展開されている。