Home > ニュース > 社会  >  西洋人のテレビ出演が増加、居住外国人の増加や開放政策で
西洋人のテレビ出演が増加、居住外国人の増加や開放政策で
2012年 4月 20日16:09 / 提供:新華網日本語

131540539_11n.jpg

 2012年4月12日、米ニュースサイトのデイリー・ビーストによると、中国のテレビ番組で西洋人タレントの出演が増えている。レコードチャイナが伝えた。  

 理由の1つには、中国で暮らす外国人の増加が挙げられる。10年の統計によると、米国人だけでも7万人以上が中国で生活している。復旦大学新聞学の教授は「この状況は中国がより開放的になった産物だ。この4〜5年、中国政府はメディアに対する制限を緩めており、これが外国人の出演が増加した原因だろう」と分析した。また、香港城市大学の教授は「外国人タレントの出演増加は決して人気取りのためではないが、番組にユニークさを与える効果を生んでいることは確かだ」と話した。  

 中国政府は今年2月、海外のテレビドラマや映画の放送制限に関する通達を出したが、西洋人タレントの起用は依然として続いている。香港城市大学の沈非(シェン?フェイ)氏は「不道徳で軽薄な内容に比べれば、外国人のテレビ出演は政府を悩ませることはない。逆に、外国人の出演によって中国人の民族感や愛国心を高めることができれば、政府としても歓迎だろう」との見方を示している。