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3日間の生活ゴミは、基準サッカー場を埋める量
2011年 5月 16日15:47 / 提供:

  上海で3日間の生活ゴミは、基準サッカー場を埋め尽くす。上海市の生活ゴミの無害化処理能力は1日11150トンと見込まれているが、毎日の生活ゴミの処理量は18900トンに達した。毎日、出てくるゴミの量は、すべてを埋設するとすれば、19200立方メートルの空間が必要だ。埋設しなければ、16日間のゴミの量は金茂ビルと同じ高さになるという。

  ゴミがそんなに多いとあっては、源からゴミの量を減少させるしかない。分類して、資源化利用のレベルを高めることによって、根本的に生活ゴミの処理の難題を解決することができる。15日から、上海市の100カ所の団地は、生活ゴミの「乾湿分類」を実施し、上海ゴミ問題の処理に第一歩を踏み出した。厨房の分別ゴミ袋からスタートする。

  今回のテストの主要目標は厨房ゴミ(湿ゴミ)とその他のゴミ(幹ゴミ)に分別して捨てることだ。住民が湿ゴミをブラウンのゴミ袋に、幹ゴミをブラックのゴミ袋に入れて、団地のブラウン、ブラックゴミ箱に投入する。そうして後続の分別、収集、運送、処理に役立つ。そうすれば、湿ゴミは生物処理法で肥料として再利用でき、資源のリサイクルを実現する。

  ゴミの乾湿分別以外に、定期的に回収するゴミは色によって分けられる。廃棄ガラスは緑のゴミ箱、有害ゴミは赤のゴミ箱、廃棄衣服は青の回収箱に投入する。

(編集:曹 俊)

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