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今年の元宵の月は、52年以来一番丸いく一番大きい
2009年 2月 8日13:51 / 提供:

 広東天文学会の7日の予告によると、今年の旧暦正月十五の元宵の月は、1957年以来で一番丸く一番大きいという。我が国の各地すべてで、一番丸く、一番大きい元宵の月を観賞できる。月の一番丸い時刻は、午後10時49分と見られる。  

 今年の元宵節は、また半影の月食となり、我が国の各地とアジア・オセアニア・ヨーロッパの東部・アフリカの東部と北アメリカの西部で見ることができる。半影の月食の一番良い観賞時刻は、午後10時38分ごろである。

 広東天文学会常務理事の李建基氏によると、今年は国際天文年で、ちょうど52年以来の一番丸く、一番大きい元宵の月と半影の月食が同時に現われる。貴重かつ特殊な天然現象は得難いものだという。   

 李氏の解釈によると、太陽・地球と月が1本の直線を並ぶ時、月食が現れる可能性がある。太陽が地球を照射する時、地球の他の一面に一本の長くて円錐形の影が現れる。地球の影は、本影と半影の2種に分けることができる。一方、月食は3種を分けられる。皆既月食・部分月食と半影の月食である。月がすべて地球の本影に入る時は皆既月食である。月が一部、地球の本影に入る時は部分月食である。月がただ地球の半影に入る時は半影の月食である。今年の9日の月食は半影の月食である。たとえ半影の月食が現れても、肉眼では気付きにくく、普段は器具観測あるいは撮影の方法で、本当に暗くなるのに気付き始める。  

 9日の半影の月食が始まるのは午後8時36分ごろで、始める方角は月の真北が71度東に傾く。一番はっきりするのは午後10時38分ごろで、一番大きい分が0.925で、すなわち月の直径の千分の925が遮られる。終わるのは翌日の午前零時39分ごろ、終わる方角は月の真北が23度西に傾く。

                        (編集:葉頁)