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ホワイトカラーが「バナナ+水」でダイエット、高血糖症に
2008年 11月 21日15:42 / 提供:
  日本と韓国で流行っている「バナナ・ダイエット」が、最近中国に入り、多くの女性がそれを真似てダイエットしている。だが、一部の女性は、貧血やその他の病気にかかるようになった。

  「バナナ法」とは、朝・昼・夜を「バナナ+水」で食べると、痩せるということだ。このダイエット方法を試みて、1カ月で7キロ痩せた人もいる。それで、多くのOLは真似てダイエットを始めた。

 同方法を実施している金さんによると、バナナのカロリーは高くないが、主食として食べると、吸収するカロリーは低い。朝、数本のバナナと水を合わせて食べれば、お腹いっぱいの感じになる。昼になると、また2本のバナナを食べて、胃の中の酵素を豊かにし、消化が速くなり、胃腸に脂肪がたまらないようになるという。

 だが、上海市消化疾病研究所の主任医師は、「バナナでは1日の栄養が足りないが、飲食の栄養バランスが必要で、長くそうしていると、仕事と生活もできないようになる。バナナに含有されるカロリーは多くないが、問題は食べる量次第だ。1日、1、2本で大丈夫だが、5、6本食べると、カロリーは別にして、脾臓と胃が虚弱な人や消化機能の弱い人にとっては、大変だ。また、長期にバナナを食べると、胃酸の分泌が利かなくなる。栄養吸収が単一すぎて貧血になる可能性もある。急性?慢性腎臓炎、腎機能不全の人にとって、この方法は絶対良くない。バナナに含まれる澱粉と糖分は豊富で、糖尿病患者は注意する必要がある」と述べた。

(編集:曹 俊)