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全人代の代表ら、外資誘致で学校を創ると呼びかける
2003年 3月 17日16:53 / 提供:

  全人代の唐暁青・代表は中国の高等教育資源が不足し、政府の財政投資ば
かりに依存するだけでは、解決できなくなったと語った。海外学校は中国の
巨大な教育市場を見込み、次々と中国で学生を争奪しているか、または提携
して学校を創る方法をさがし、その情熱は経済分野に対する関心以上だ。

  現在、海外教育機関と中国著名大学の提携は普通、プロジェクト制を採用
する。そのうち、上海国際金融学院のような成功例もあった。同学院の陸紅
軍院長はこのような「逆留学」という方式は教育コストの面で中国学生の外
国への留学より3分の2の費用を節約し、しかも、教師配置、授業効果など
の面で少しの差もなく、このような方式は国際化の人材を引き止め、外貨支
出を節約することに資すると語った。

  唐暁青代表は「国家財政の1分も使わずに」国際型の人材を養成すること
は中国が国際競争に加わり、いくらかゆとりのある社会を全面的に建設する
重要な戦略で、現有の教育分野と重点大学が長期にわたって解決できていな
い難関の一つでもあると語った。それも人材安全を保障する効果的な手段だ。

  唐暁青代表は高等教育分野の外資誘致を呼びかけると同時に、職業教育分
野の外資誘致を重視しなければならないと強調した。

  王維城・全人代代表、清華大学校務委員会委員は外資が職業教育分野に入
れば、中国は教育行政部門からの管理を受けない監督機関を設け、質を厳し
くしなければならないと語り、国外で学校に寄付した企業に減税、免税の待
遇を与えるという方法を借りて、民間資本で学校を創る積極性を奨励すべき
だと指摘した。