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上海 狂牛病発生地域から不法輸入の牛肉約3トンを押収
2006年 5月 12日13:30 / 提供:

 複数のホテルはなんと「輸入した日本の神戸牛肉」という看板を出して、消費者を引き付けている。上海出入国検査・検疫局が9日発表したところによると、上海市はこれまで、狂牛病発生地域から不法に輸入された牛肉計3トン前後を押収したという。

 上海出入国検査・検疫局は4月12日、滬青平公路にある上海FD食品有限会社を検査し、同社の冷蔵庫内に貯蔵されていた国内産肉製品以外のアメリカ、カナダ産IBP牛肉(牛の舌、サーロインなどを含む)計25箱・750キログラムを発見した。現在、これらの牛肉は監視・管理で廃棄されたという。

 アメリカ、カナダ、日本などの狂牛病が発生した地域の牛肉販売は、この件だけでなく、上海出入国検査・検疫局は4月27日に銅川路で、日本、アメリカ、カナダから密輸された計2000キログラム以上の牛肉を一挙に押収したとしている。

(編集:高冠毅)