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外国人、中国のグリーンカードを取得
2003年 2月 26日10:32 / 提供:

新華社情報北京2月25日発 「中国にずっと住みつくことが願いだ」と、北京で11年間にわたって生活しているオーストラリア人のロリンソ氏は、グリーン表紙の「中華人民共和国外国人居留証」を高くかかげて興奮気味だった。

ロリンソ氏とともに、25日午後、北京で働き居住している外国人46人は北京市公安局から授けられた第一期の有効期間を3年と5年とする外国人居留証と同じ期限の複数往復ビザを取得した。

「外国人に最高5年の居留証を発行したことは、1949年以来、北京が外国人の入国と居留においての最も大きな改革措置の一つだ」と、北京市公安局出入国管理処外国人ビザ処の鄒温起副処長は、その証明書発行の現場で話した。 年末までに、公安部は中国範囲内でグリーンカード制度を推し進める方針だ。北京が長期居留証を放出したのはこの制度を実施する前触れだという。

25日、グリーンカードが授けられた外国人はそれぞれ米国、ドイツ、フランス、日本、スイス、シンガポールなど12カ国からの人々で、最も長い人は北京で20年近く生活している。

北京市の規則によれば、中国政府から要請されたり招聘されたりする高級顧問、ハイテク、上級管理職、北京での外資系企業の上級管理職、重要な専門者、及び北京での投資額300万ドル以上の人々、国際科学界ですばらしい貢献をした中国系外国人、北京で働いている帰国留学生の中での外国のハイテク、上級管理職も中国のグリーンカードを取得することができる。

統計データによれば、02年末までに、北京市商工部門で登録された外資系企業は9172社、外国企業の北京駐在代表所は8028社。北京に居住している外国人は5万人以上で、この数値は急ピッチで増えてきているという。