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日本の先進的な健康管理術を上海に
2015年 6月 15日10:12 / 提供:東方ネット

 上海で、健康管理への意識が高まっている。このため、在上海日本総領事館と日本貿易振興機構が共催した日本の健康管理術イベントが13日、在上海日本総領事館で行われた。医療観光、検診、医療機器、養老施設などの分野における30社以上の日中企業が出展した。

  そのなか、医療観光や検診が特に人気だ。日本への観光は最近、とても人気だが、日本への医療観光や検診に行った人数も増えている。先進的な医療施設だけでなく、行き届いたサービスも、日本へ検診や治療に行く重要な理由になった。今回のイベントに出展した医療観光、検診機構はコンサルティング、コミュニケーションから、日本への確認、日本に行って、検査や治療を受けて帰国し、そして、アフターサービスまで、安心できるサービスを提供する。会場で、PET-CT、認知症の検査、遺伝子検査、脳部検査などを聞く人も多かった。

  また、インターネット+の波に乗って、ネット上で自分の要求に合わせた検診機構を選んで、予約·支払いをして、日本に検診にいけるという便利なサービスを提供する会社·「海外優選」も出た。同社の孫暁健氏は「これは、数年間の準備を経て、今年、事業を始めた。日本の病院と検診センターなど200カ所以上と協力している。今年、600人の中国から日本への検診を目指している」と述べた。

血糖無痛採血を受ける来場者    

  日本への検診や治療以外でも、老齢化につれて、日本の先進的な老齢化管理経験と理念も中国に伝わってきた。イベント会場で、5月、開業したばかりの中邦頤道ホテルが五つ星ホテルという高基準のハードウェアを提供するとともに、精神状態についてのものも追求している。「ホテルに住んでいる年寄りらに飲食から、運動、文化、交流、ケアなどまで行き届いたサービスを提供する。日本から専門のケア団体が管理している」と、同ホテルの稲田総経理は述べた。

  日本の先進的な理念を吸収して、老齢化が進んでいる中国で利用して、より多くの年寄りにより良い晩年を楽に送ることができるだろうか?

(曹 俊)

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