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上海人民広場のお見合いコーナーは自由市場みたいだ=ハフィントンポスト評論
2015年 4月 15日16:38 / 提供:

お見合いコーナー

 アメリカの『ハフィントンポスト』が発表した文章で、「ここは上海の『婚姻市場』(お見合いコーナー)。顧先生のような十数人の仲人が、自分の子供の婚姻を心配している親に潜在的な結婚相手を探している」

 報道は、社会観察家をお見合いサイトの「自由市場化」にたとえ、このエリアは週末にお見合いコーナーになり、運がよければ、2人は結婚に向かう。糸にかけたり、傘にかけたりして、子供の資料を持って兵士みたいに立っている親が見られると書いてあった。

 赤い帽子をかぶる顧先生

 顧先生は結婚相手募集の広告コミッションで儲ける。しかし、価値の高いものは情報配布者本人の競争力である。「男性、1982年生まれ、上海人、未婚、安定している仕事、タバコは吸わず、酒も飲まない」

 「効果が一番良い対象は、優秀すぎではなくても、悪くでもない人」。顧先生によると「彼らの年収は多くはないが、低くてもだめ」だという。1人の6ヶ月の広告費用は約16ドルで、結婚募集者に基本的なPRをする。一部の親は子供の資料を貼っている看板の後で待つが、あちこち歩き回って、他人の情報を書く親もいる。

 「中国の親は常にこう言う。子供の結婚、孫の誕生を見ると、人生は円満になれる。お見合いコーナーでより大きなやる気がでる」と。しかし、2000万人以上の都市で、このような願望は達成しにくいと指摘した。

 報道は広告の内容からみると、お見合いコーナーはTinder(アメリカの著名なソーシャルソフト)と類似し、写真と名前はとにかく、年収と不動産の所持状況の方が重要だ。これは中国伝統の婚姻観念が見られる、結婚はロマンチックのピークではなく、血統を継いで家庭を維持することを目標とする、経済的なパートナー関係のスタートを示す。

 中国の若者は独身の状態を長く続けたいが、婚姻適齢期になると、伝統の観念がなかなか変われない。複数の両親は、子供の配偶者の拒否権を持ち、男性を否定する武器はほとんど不動産にある。今の中国社会で、もし、不動産を持たないと、嫁を娶ることがなかなかできないと指摘した。

 そして、仕事の良い女性もいろいろな挑戦に直面している。男性は高等教育を受けて、自分より金を儲けている女性を避けている。同時に、今は27歳以上の未婚女性は「剩女」と呼ばれ、これは決して良い言葉ではなく、孫がほしい年寄りの両親を恐ろしくさせる言葉だと書いてある。

 (編集Y)

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