「ヨーロッパが５年間の数次往復シェンゲン·ビザビザを開放！」という情報が、微信のモーメンツで大ヒットになった。だが、東方ネットの記者は旅行社業界内の関係者に聞いた後、この情報が事実ではないと分かった。

  この情報によると、EUシェンゲン·ビザ協調機構はこのほど、EUの２６カ国の研究によって、２０１５年７月１日から、北京、上海、広州、深セン、杭州、武漢、成都、南京、天津、重慶、福州からの申込者は、個人の基本資料だけを提供すれば、５年間数回往復シェンゲン·ビザを獲得でき、１回当たりの滞在期間が９０日間だという声明を発表した。記者が記事を発表する前に、この情報はモーメンツで１０万回以上転送された。

  カナダ、アメリカの１０年間ビザ、日本の５年間ビザに次いで、シェンゲン·ビザも中国国民に対し、緩和したか？だが、同日、シェンゲン·ビザセンターの中国公式サイトはこの情報を発表していないし、公式側から確認もされていない。

  シートリップの責任者によると、同日、彼らもこの情報に注目し、各関係国家のビザ部門と連絡を取ったが、シェンゲン·ビザの申請条件、プロセス、時間制限はこれまでと変化はなく、それはエイプリルフールの冗談であるかもしれない。この情報の転送数は、中国人がヨーロッパへの熱情が高まり、数カ国が中国へのビザ政策を緩和した後、シェンゲン·ビザの緩和をより期待していることを示した。

（編集：曹　俊）