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日本人の「血液型信仰」は深刻、差別の原因になることも
2015年 3月 11日14:02 / 提供:レコードチャイナ

  日本人が血液型占いを信じていることは世界的にもよく知られているとし、立命館大学が行った調査で80%以上が血液型占いに肯定的な見方を示した。

  日本社会では血液型は人付き合いや人材選びを判断する材料になり、時として不和の原因になることもある。日本人の38%はA型で、A型は「慎重でまじめな性格」とされることから、企業は血液型がA型の人材を優先することがあったり、お見合いの際に「血液型が合わない」という理由で断られたりするなど、はっきり差別されることもある。

  日本でB型の人は個性的かつ正直者で、スポーツに最も適した血液型とされている。日本の平泳ぎ王者の北島康介、フィギュアスケーターの羽生結弦、卓球の福原愛もB型だ。2008年の北京五輪閉幕後、多くの日本メディアが選手の血液型について取り上げた。統計データによると、ソフトボールを除き、日本が獲得した8枚の金メダルのうち、半数はB型の選手のものだった。日本でスポーツに取り組むB型の人は、優越感を手にしている。

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