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上海で月末から中日韓自由貿易圏交渉へ
2013年 7月 3日11:22 / 提供:

 

 中日韓自由貿易協定(FTA)の締結に向けた第2回目の会合が7月31日から8月2日にかけて、中国の上海市で開催されることが明らかになった。中国証券報が報じた。

 業界関係者は、2013年に入ってから、中国の自由貿易区の設置をめぐる交渉の進展は加速しており、各種の自由貿易区は貿易を大きく推進するだけでなく、産業のレベルアップにおいても重要な「バタフライ効果」を及ぼすと見ている。

  3カ国協力秘書処(事務局)の申鳳吉秘書長(事務局長)によると、中日韓自由貿易圏が成立すれば、15億人の人口と15兆ドルの国内総生産(GDP)を擁する共同市場が形成され、世界3位の経済ブロックが誕生する。地域経済の一体化を促し、3カ国の協力を進めるための着実な基礎固めになるという。  

 統計によると、2012年の3カ国のGDP合計は15兆ドルに達し、アジア全体の70%、世界全体の20%を占めた。また3カ国はいずれも世界の貿易大国で、12年の輸出総額は3兆4千億ドルに達し、世界全体の19%を占めた。   

(編集:章坤良)

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