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上海地下鉄で女性専門車両を設置=婦人代表大会の代表数人の共同提言
2013年 4月 17日14:13 / 提供:

  開催中の上海市第14回婦人代表大会において、数人の代表が「セクハラを避けるために、上海地下鉄で女性専門車両を開設する」ことを、共同で提言した。

  同会で、上海浦東新区人民政府弁公室政策研究処副研究員の瀋雲英女史が、『地下鉄に女性専門車両の設置』という提案を提出した。瀋女史によると、地下鉄は外出の重要な交通機関であり、そして、地下鉄の利用者が多い。毎日、ラッシュアワーでは、さらに込んでいる。地下鉄での乗客で女性が少なくない。込んでいる時、女性をセクハラする男性も少なくない。女性の地下鉄での被害事件が増加しており、女性は怒っているが、口に出せない。女性の人身の安全と尊厳を保護するために、条件が許される状況で、女性専門車両の開設をテストし、相対的な集中エリアを設立する。車両の色によって、女性に安全で乗りやすい乗客環境を提供する。8人の代表が、相次いで提案にサインした。

  調べによると、女性専門車両の開設は他の国に先例がある。現在、日本、メキシコ、韓国などの国で、ラッシュアワーで女性専門列車または女性専用車両を設置している。ここ2年間、メディアとネット利用者も、上海で女性車両の設立を提言した。だが、上海地下鉄運営側は、「昨年、現在の乗客数の圧力が大きいが、鉄道運輸量と運輸力で矛盾が存在する。そして、女性車両を開設する条件を持っていない」と語った。

(編集:曹 俊)

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