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<全人代>上海が原油先物を出す予定
2013年 3月 9日13:43 / 提供:東方ネット

  全国人民代表大会代表・上海先物交易所党委員会書記、理事長の楊邁軍氏が9日午前、上海代表団全団審議をした際、上海は原油先物を出し、関係準備をしたとアピールした。これから、国家は油価格を調整する時に、上海の原油先物価格も参照できる。

  楊氏によると、自己の原油先物取引市場を設立することによって、国家の国内石油価格の形成体制の整備に役立つと期待する。今後、国際油価格を参照すると同時に、中国の自己の先物市場の価格も参照することができる。

  上海先物交易所は、原油先物品種の契約設計、取引の詳しいルールの作成、取引石油タンク視察と協議調印を完成させており、取引プラットホーム技術システムのテストをスタートさせているが、その運営は好調で、原油先物保税取引、原油先物の計量通貨、外貨アカウント、資金の両替、額度管理などの関連政策も協力して研究を行い、共同認識を達成し、原油先物を出す条件が日増しに整っている。国務院の関係部門は、外貨管理、税収、投資家が参加できる最低基準などから、関係政策を出して、上海浦東でまずテストを行うことを支持するよう提言した。また、先物市場の対外開放を加速化させ、海外の取引先と金融機構の投資家の参加を誘致し、上海国際金融センターの影響力と魅力を強化するよう薦めた。

(編集:曹 俊)

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