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外国人の社会保険加入問題補遺(中)=上海開澤
2012年 2月 27日13:39 / 提供:

2. この問題に対する人保部の態度調査した結果

 人保部は2012年-2015年に外国人から中国政府に納付される養老金の金額に対し内部的な目標1を設置した。このことは違う側面から中国政府が比較的大きな養老金の資金不足に直面していることを意味することにもなる。

 この目標の実現に向けて、人保部は原則的には各地の人保局に外国人社保計画の強制実施スケジュールの提出を求めており、人保部がいち早く情報を掌握できるようにするために、強制実施している地区に対し、四半期ごとに人保部にデータ分析報告を提出するよう求めている。

 具体的取り組みとして、各地の人保局は現地の実施細則の制定を通して外国人社会保険を徐々に普及させている。

 現在、北京は第一陣の普及地区として、すでに政策面から外国人社保の強制性2を確定している。実際の取組ではまだ100%の納付が実現されていないが、現地の人保局はこの政策遂行の決意を固くしていることは明らかである。

 

 

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