Home > ニュース > 上海  > 姚明、上海市政治協商常務委員に選出
姚明、上海市政治協商常務委員に選出
2012年 1月 15日17:15 / 提供:
上海市政治協商常務委員に選出した姚明さん=15日午前中

 かつてヒューストン・ロケッツで活躍した中国人バスケット選手の姚明さんが15日午前中、開かれている上海市政治協商(共産党の助言機関)第十一期委員会五回会議で、政治協商常務委員に選出した。

 姚明さんは上海出身。中国のプロバスケットボール選手。北米男子プロバスケットリーグNBAのヒューストン・ロケッツに所属していた。ポジションはセンター。背番号は11番。身長229cm、体重141kg。昨年7月、現役を退いた姚明は今後、かつて自身も所属し現在はオーナーとなっているチーム「上海シャークス」の経営に専念することになる。オーナー業を手がけるかたわら、向学心旺盛な姚明は上海交通大学でコンピューターと金融を学んできた。

01998766.jpg 

 今年1月11日、野生動物保護大使を務める姚明さんは都江堰の「パンダ谷」を訪れ、野生化への第一歩を踏み出すパンダを放した。係員に付き添われ、妻の葉莉さんとともに防菌服と手袋を装着し、パンダとふれ合った。

 都江堰「パンダ谷」に放される6頭はいずれも成長期(人間で言えば児童期)にあり、育ち盛りで怖いもの知らず、生存適用力が強い。成都パンダ繁殖育成研究基地は、約1年の年月を費やし、各個体の家系図、健康状態、遺伝的背景、性別割合など多方面から野生化に適しているか否かの厳格な観察を行い、最終的に108頭の中から6頭を選び、野生化「先遣隊」を組織した。

(編集:章坤良 写真:東方ネット) 

関連記事