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全日本青少年中国語カラオケ大会の決勝が開催
2011年 9月 1日14:00 / 提供:人民網日本語版

上海・同済大学で26日夜、第5回全日本青少年中国語カラオケ大会の決勝大会が行われ、22組の出場者たちが歌やダンスを披露した。決勝大会は3時間にわたって行われ、孫燕姿の「第一天」を歌った松尾潤一郎さん(27)が優勝した。新華網が伝えた。

今年の全日本青少年中国語カラオケ大会のテーマは「明年春色倍還人(来年の春はもっと美しい)」。これは、温家宝総理が2009年の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の記者会見で引用した詩「莫道今年春將盡、明年春色倍還人(今年の春がもう終わると言わないで、来年の春はもっと美しい)」からとったものであり、今の情勢が好転するという信念を持つよう、人々を励ます意味がこめられている。同済大学の董副校長は「このテーマには、すばらしい未来に対する信念だけでなく、東日本大震災からの復興に対する中日双方の期待がこめられている」と語る。

中国国家漢語国際普及指導グループ弁公室と孔子学院本部は2007年より、桜美林大学などの機関とともに同カラオケ大会を毎年開催している。日本青少年の中国および中国文化に対する理解を促進し、歌で中日友好の架け橋を築くことが目的。

日本国内で行われる予選には、各都道府県から中国語の歌を愛する日本の青少年たちが参加する。予選を突破した出場者は、本場中国での決勝大会に出場することができる。