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魯迅公園などを災害時に避難所として活用へ
2011年 3月 25日10:58 / 提供:
上海の桜の名所の一つでもある上海魯迅公園の桜=2009年撮影

 上海市では、災害時に避難所として活用できるように、魯迅公園など市内16カ所の公園を整備する方針を打ち出した。同市ではまた5億元(1元約12円)を投入して、市内30カ所の古い公園の再整備を進めるという。 

 整備する内容は、緊急時に仮設トイレを設置できる場所の準備や、水道水の供給が止ったときに水を提供できる施設、さらに大勢の市民を収容できるスペースの確保など、日本の地震防災訓練や地震避難訓練などの経験に学ぶと見られる。 

 こうした公園には災害発生時には、救急救護施設や各地域の指揮系統の中心となる施設も設置され、また公園周りの柵や建築物に関しても、災害時に対応できるように高さを低くするなどの規定が設けられる見込みだ。

(編集:章坤良 写真も) 

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