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「日本、頑張れ!」=上海魯迅公園で
2011年 3月 14日11:20 / 提供:
「東日本大震災が発生し、日本、頑張れ!」と激励する民間グループ

 上海魯迅公園で週末、いつもと同じように、カラオケ大会などが開かれていた。いくつかの民間グループが十数メートルしか離れていない場所でそれぞれマイクとスピーカーを置いて唱っていた。その中で、「東日本大震災が発生し、日本、頑張れ!」と激励してから、「北国の春」を歌う民間グループもあり、観衆から声援や拍手が送られた。

 魯迅公園は20世紀初頭に活躍した中国の偉大な文学者、魯迅にゆかりのある地であることから、かつての虹口公園から呼び名を変え魯迅公園となった。池や森のある広大な公園の中には、魯迅の紀念館や墓がある。

 3月11日午後に起きた東日本大震災について、地震発生以降、連日地震発生時の様子や津波の濁流に飲まれる街の姿などの映像が日本から生々しく届けられ、家庭のテレビのみならず地下鉄や路線バスの中に設置されている交通機関専用のテレビチャンネルでも大きく取り上げられ、上海市民にも伝えられている。 

 上海市民がこれらの映像報道に食い入るように見入っている姿が街のいたるところで見受けられる。

(章坤良 写真も)

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