一部の都市で自発的に行われたデモをどう見るのか？新しい情勢のもとで、理性的な愛国心をどのように表現するのか？２２日、上海市の大学生、優秀青年代表をインタビューした。
愛国的行為を理性的に選択
金瑩（復旦大学歴史学部博士） 中国の青年は良好な愛国主義の伝統があるが、時代によって、愛国的情熱の表し方は違うべきだ。中国は現在、民族復興の実現にとって最も良い時代にあり、すべての愛国青年は安定、平和の発展環境を大事にし、維持する義務と責任がある。
日本へ２年間留学したことがあり、多くの日本の歴史研究者、学生と一般民衆は日本が中国を侵略した歴史をはっきり知っており、客観的な認識がある。日本の友達の家へ遊びに行って、友達の母は中国人だと分かって、日本が中国にもたらした苦痛について何度も詫びていた。中国を侵略する戦争に自ら参加したことがないにもかかわらずである。このため、現在の中日間の冷え込んだ関係に対し、理性的な考えを持ち、歴史を正しく認識し、平和を愛する日本人民と一部の右翼分子と分けなければならない。成熟した愛国者は歴史を忘れず、国家の未来に責任を持って、理性的に愛国行為を選ぶべきだ。
愛国とデモとは違う
徐セイ（女へんに青）斐（同済大学文法学院学生） 歴史教科書、尖閣諸島など問題での日本の右翼勢力のやり方は、私とクラスメートを憤慨させた。大学が組織した中日関係講座に参加し、自学で関連資料、本を読んだが、デモに参加しなかった。愛国はデモとは違うからだ。デモに参加しないことと、愛国心がないことも違う。
大学生は国家未来の柱で、肝心な時には、冷静に自分の言行に注意し、社会のために模範とならなければならない。大学生はどのように愛国心を示すか？どんな行為が国家に利益があるか？愛国心から単純にデモに参加し、さらに個人感情を発散するため違法行動をすることによる、被害者は我々のわ都市、我々の国であり、利益を獲得するのは中国の平和的勃興に怯え、中国が混乱しないことを恐れる国際的な反中勢力だ。
愛国情熱を学習の原動力に
朱敏（上海交通大学管理学院学生） この前、大学研究生連合会が中日関係問題について、学生の中で行った調査によると、学生たちは非常に注目しているが、態度が冷静で理性的だ。学生たちは「中日友好、提携、相互利益は両国人民の根本的な利益に符合する唯一で正しい選択だ。党と政府の日本に対する考え方を支持し、党と政府がさまざまなことを処理する能力を信じている」と考えている。
安定しないと、発展できない。大学生として、激情を衝動に転換してはならない。自分の現在の基本的な任務を明確にし、愛国的情熱を力に変え、学習に打ち込み、政治素質、各種社会現象と国際問題を理性的に見て、また見分けられるような、自分の総合素質を引き続き向上させる。
愛国は調和のために力を尽くす
卜新兵（華東師範大学国際関係学院学生） 改革開放以来２０数年、現在、中国は発展の鍵となる時期である。中国と世界大国、隣国間の関係をどのように正しく処理するのかは国家発展にとって、とても重要だ。
愛国的情熱を表すのは基本点を掴まなければならない。それは安定の維持、調和的な社会を構築するという国家発展戦略だ。調和的な社会を構築するのは我々大学生を含む幅広い人民大衆の共通の願いだ。調和を実現するために、切実に知識を求め、真面目に勉強する。複雑な国内外の各種矛盾に対し、全体的かつ、冷静に理性的に見て、法制観念を引続き強化し、社会安定を影響することを絶対しない、安定団結の政治局面を自ら維持すべきだ。
自分の職務を遂行するのが愛国の原点
高駿傑（外高橋株式有限会社社員） 祖国が強大になることはすべての青年の願いだが、国家の強大さはスローガンで呼び出すものではない。私にとって、愛国は自分の職務を良くやり、若者の上っ調子を捨てて、着実に基本的なデータから計算し、最も簡単なことからやっていくことにある。
国家にとって、一人ひとりは非常に小さいが、祖国の強大さは無数の人間の努力の積み重ねを元にする。すべての人がすべてのことを良くするに立ち上がれば、社会は正常に運営され、国家も徐々に発展していき、我々の愛国的情熱、人生の価値を本当に表すことができる。
愛国は国家に有益なことをする
ケイ国紅（上海市新長征突激手標兵、南京西路街道団工委員会書記） 愛国は情熱だけでなく、着実に具体行動をすることだ。それは自分の職位と社会生活で、国家に有益なことをすることである。
コミュニティという大家族で、パートナーと積極的に努力し、青年を内容の豊かな、健康的、向上的なコミュニティ文化活動に参加させ、調和的な家庭、調和的な隣人、調和的なビルからやり始め、調和的なコミュニティを作るために努力する。コミュニティが調和して、社会が安定すれば、国家の発展も保証でき、国家の実力も強くなる。それは我々の愛国的情熱の具体的な表現だ。
（編集：曹 俊）