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上海東方航空、格安航空会社への転換も
2014年 8月 14日10:37 / 提供:

東方航空が中航工業と共同出資し設立した幸福航空

  中国東方航空(本社、上海)が中国航空工業集団公司(中航工業)と共同出資し設立した幸福航空はこのほど、中航工業西飛公司と国産旅客機「新舟60」60機の購入契約を締結した。これまでに幸福航空は中航工業西飛公司から30機の「新舟60」を購入し、これからはまた30機を購入する。中航工業に圧倒的な株式を保有されている幸福航空は格安航空会社(LCC)へと事業を転換している。

  これまでに東方航空の傘下にある中国聯合航空有限公司(中聯航空)はすでに他社に先駆けて国有航空会社から格安航空会社への転換を始めた。幸福航空の格安航空分野への参入をきっかけに、格安航空市場でより多くの国有航空会社の姿が見られる。

  具体的なスケジュールはまだ作成していないが、国外の航空会社への買収か合弁航空会社の成立などの形で海外へと事業を展開する可能性が大きい。現在、格安航空会社各社はまだ現有の事業を展開しているが、数年後、市場で格安航空会社は数が多くなるので、激しい価格競争を展開する可能性が大きい。

(編集:章坤良)

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