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余姚市、現代「シルクロード」を歩く
2004年 6月 15日17:17 / 提供:

 6月9日、オマーン、バーレーン、パレスチナ、スーダン、モーリタニアなど中東国家とアラブ連盟の駐中国大使と代表は浙江省余姚市を訪れ、「余姚―中東フォーラム」で「新シルクロード」を歓談する。「中東経済貿易提携の橋をかけよう」をテーマとするフォーラムは今年第6回浙江投資貿易取引会のフォーラムの一つである。

 統計によれば、昨年、余姚市には中東国家と貿易往来のある企業が263社進出しており、自営輸出額は1.06億ドルとなり、昨年より68%増加しており、上海市輸出総量の10%を占めた。中東は余姚が重用な貿易地域となった。輸出商品は小家電、ツール、計器、消防バブル、水道・暖房、照明器具など10数類の300数種類を含む。

 今年に入って、余姚市が中東市場へ輸出した機電製品のシェアが引続き拡大している。第1・四半期の輸出額は2631万ドルで同期比51%増加した。余姚市関連部門は認証した後、余姚輸出商品は中東国家の輸入ニーズに符合し、余姚製品は中東市場に進出する空間と潜在力は大きい。このため、同市は政策を作り上げ、企業に中東市場に進出させることを励まし、また指導し、より大きなシェアに力を入れている。

 駐中国オマーン大使は「中東大使が中国のある県・市でフォーラムに参加するのは初めてです。これはスタートにすぎませんが、中国をさらに理解し、双方間の提携を推進することに深い影響がある。」と称えた。

 わずか一日の余姚市フォーラムで、中東国家の大使から中国企業に極めて大きな興味と熱情を示し、《イラク再建後のニーズ評価と提携の潜在力》、《オマーンの国家経済貿易特徴と提携方式》など素晴らしいスピーチをした後、フォーラムに参加する300数人の余姚企業家を招き、中東に投資し、または貿易活動を展開する。

 

(編集:曹 俊)