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上半期に4つの国家級新区が誕生、経済成長源が拡大 中国
2014年 7月 6日11:07 / 提供:人民網日本語版

 2014年7月4日、中国は今年上半期、国家級新区の建設ラッシュを迎えた。陝西西咸新区、貴州貴安新区、青島西海岸新区、大連金普新区が相次いで中国国務院から設立を許可された。この4区の総面積は1万2000平方キロメートルを上回る。アナリストは「国家級新区の設立が相次いでいるのは、新たな経済成長源を形成し、地域の調和的な発展と経済の安定成長を促すことを目的としている」と指摘した。中国新聞社が伝えた。

 国家級新区は、国家重大発展?改革開放戦略の任務を担う、中国国務院に設立を許可された国家級総合機能区だ。中国の国家級新区の数は10に達しており、これまで上海浦東新区、天津浜海新区、重慶両江新区、浙江舟山群島新区、甘粛蘭州新区、広東南沙新区が設立されていた。

 新設された新区はそれぞれ、中国の西部地区、東北地区、東部沿岸地区に位置する。大連金普新区が東北地区の空白を埋め、10の国家級新区は全国各地のカバーを実現した。

 中国国家発展改革委員会国土開発?地域経済研究所の肖金成(シャオ・ジンチョン)所長は、「新区は特区・開発区の延長線上にあり、成長源戦略がその実質となっている。国家は地域の発展を促進するため、一定範囲を設定し、政策と資金面から援助し、産業集約を促し、新たな経済成長源に急発展させる」と指摘した。

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