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(新シルクロード 新しい夢)蘭州新区が産業の集中区を作りだす シルクロード経済ベルトの建設を牽引し
2014年 6月 23日15:49 / 提供:新華網日本語

 【新華社蘭州6月23日】数年前、蘭州市から約60キロの距離にある蘭州新区はまだ荒涼とした場所だった。今では、ここは「身も心も完全に入れ替わり」、ビル一つ一つが地面からすっくと立っていて、至る所にクレーンが林立し、世界の500強の企業が続々と入居しており、西北地区の対外開放の優勢が最も全面的な総合保税区が現在計画中だという。「シルクロード経済ベルト」は年若い蘭州新区に新たなチャンスをもたらす見通しだ。

 蘭州新区は2012年に国の認可を正式に獲得して以来、わずか2年近くの間に、すでに240社余りの企業が入居しており、そのうち三一重工、中国鉄建股?有限公司、緑地集団などの世界500強企業20社余り、国内500強および民営500強企業が含まれる。

 これらの企業の入居は蘭州新区の今後の経済発展に、石油化学、設備製造、生物医薬、電子情報、現代物流などの七大支柱産業の支えを備えさせ、その上さらに石油化学、設備製造、科学教育 研究開発、物流、現代農業などの六大産業園区を作り出し、「二区三地帯多クラスター」の全体的な空間構造を形成している。多様化した産業の集まりが企業にもたらした発展のチャンスが今現れているといえる。

 シルクロード沿線国や地域との協力には、蘭州新区は優れた交通条件を有している。蘭州新区は、蘭州、西寧、銀川という3つの省都都市の共生地区の中間に位置付けられ、中国の大陸プレートの幾何学的中心であるだけでなく、またユーラシア「大陸橋」の重要な接続点でもあり、中央アジア、西アジアなどの地域をつなぐ戦略的通路の役割を備え、「西へ向けて開放する」きずなのかけ橋といえる。

 同時に、蘭州新区およびその週辺地区は中国西北地区の重要な鉄道、道路、光ケーブルの中枢で、西気東輸(「中国西部の天然ガスを東部へ送る」プロジェクト)の喉元にあたる要路だ。建設中の蘭新(蘭州-新疆ウルムチ)旅客専用線、蘭渝(蘭州市-重慶市)鉄道などを含む、今後十数の方向に向かう鉄道19本がここで交差すると紹介されている。

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