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「海上シルクロード」の沿線国が中国との協力の青写真を共に語る
2014年 6月 19日14:58 / 提供:新華網日本語

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広州(資料写真)

 【新華社広州6月19日】17日に広州市政府による主催の第1回「羊城サロン」のイベントで、シンガポール、スリランカ、タイ、カンボジア、インドネシアなどの国の広州駐在の総領事館の高官たちが共に座り、海上シルクロードの話題をめぐって古代のことについて語り、現代のことについて論じた。

 「長年にわたって、中国とシンガポールはたいへんすばらしい協力経験を有してきました。以前から、私たちは中国の貿易市場は見通しが明るいとみなしており、今後、科学技術、都市化建設などの分野で中国とより多くの協力が生じる見通しです。」とシンガポール在広州総領事館の総領事 羅徳偉氏は述べた。

 「スリランカは海上輸送の面で特殊な優勢を有し、中国の海上シルクロード計画の中で積極的な役割を果たすことができるでしょう。」スリランカ在広州総領事館の担当者は、中国が投資し工事を請け負ったコロンボ サウスポートのコンテナターミナルが正式に開港した後、「インド洋の明珠」の競争力はいっそう放出されるだろうと述べた。

 千百年ひるがえってきた「海上シルクロード」のきずなは、かつて中国と沿線国を結んでいたが、今ではこの「い紐帯」の復興が、経済貿易、文化交流 協力などの多方面における「ボーナス」の魅力を呼び覚まし、「中国の夢」の実現と同時に、他国の発展の建設も促進しつつある。

 タイ在広州総領事館の総領事 梅碧珍氏は「タイが中国映画の中で現した観光の魅力は両国の人民に得々として話をさせ、大量の中国人観光客の訪問がタイの多くの商業の発展を率先して推し進めました。」と語っている。

 カンボジア在広州総領事館の担当者は、相互交流のプロセスの中で、カンボジアは中国が巨大市場を擁し、中国がカンボジアの発展に対して重要な意義をもつことを意識し、また、一連の交流活動を通して、中国がカンボジアも潜在力を備えた市場であることを理解することができるものとみなしている。

 羅徳偉氏は、海上シルクロードの「橋頭堡(きょうとうほ)」としての広州は、極めて大きな対外の魅力を備え、「海上シルクロード」の復興の中で重要な使命を担いつつあると表明している。

 「日の光に照らされた下に、帆を上げて宝物を満載した船舶がたくさんやってくる」、千百年前に、港町の広州市には、商人が雲のように集まり、海上貿易の光景は極めて繁栄していたという。今となっては、「色のきずな」が再びここから翻ることになり、一枚の一緒に息を吸い、共に繁栄してゆくという時代の青写真が徐々に展開されているところだ。

 

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