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アリババと中国郵政、電子物流システム共同構築へ
2014年 6月 12日16:14 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の電子商取引大手のアリババ・グループは、中国郵政グループと戦略的協力枠組み協定を結び「物流、電子ビジネス、金融、情報安全などの分野において協力を行い、中国のスマート・ロジスティクスネットワークを構築する」と発表した。

 アリババの馬雲(ジャック・マー)会長と中国郵政グループの李国華総経理が調印式に出席しました。馬会長は「今回の中国郵政グループとの協力は、将来的に1日2、3億個の荷物を処理するための基礎となる」と話した。

 枠組み協定によると、アリババは中国郵政と多くの分野において協力を行うことになる。その内容は以下の4つだ。

 1、 電子ビジネス物流分野。アリババは中国郵政と物流倉庫、処理センター、配達などにおいて協力し、電子ビジネス公共物流システムを共同で構築する。

 2、 国民生活分野。中国郵政の10数万を超えるネットショップとアリババと協力関係にある1万あまりのネットショップを集結し、国民生活の利便化を図るサービスを団地、キャンパス、農村に投入する。

 3、 金融分野。金融サービスプラットフォームの構築を協力して進める。中国郵政貯蓄銀行の資源を生かし、アリババとその関連会社の金融関係の運営とサービス提供の経験を生かし、新しい金融製品を生み出す。

 4、 情報安全。ユーザー情報の安全を確保する手段を講ずる。

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