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<中・日・韓輸出競争力比較>中国競争力アップ
2014年 6月 10日16:20 / 提供:中国国際放送局

 韓国最大の通信社、聯合ニュースの報道によると、韓国現代経済研究院が8日に「韓国・中国・日本輸出競争力比較報告」を発表し、主要な輸出製品において韓国製品の競争力は日本製品より強く、中国製品の競争力も大幅に高まり、すでに日本を越え韓国との差も縮まりつつあることが分かった。

 報告は石油化学・鉄鋼・鉄鋼製品・機械・IT・自動車・造船・精密機器などの8つの主要輸出品目において、中国、日本、韓国の3カ国の輸出競争力を比較した。研究結果によりますと、以上の8つの分野において韓国の貿易競争力指数は2012年の0.07から2013年には0.09へと上昇している。日本の貿易競争力指数は2012年の0.05から0.01に下落し、韓国と日本の指数格差は広がっている。一方、中国の貿易競争力指数は2000年の−0.11から今の0.04に上昇し、韓国との差が一層縮まったということだ。

 貿易競争力指数は通常、−1から1の間で、0に近いほど、競争力が平均水準に近いという意味だ。−1は競争力が弱いという意味で、逆に1に近いほど競争力が強いことを意味する。

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