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中国消費者信頼感指数、6大経済体でトップ
2014年 5月 28日15:49 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 世界的に有名なマーケティングリサーチ会社のニールセン社が27日に発表したデータによると、2014年第1四半期(1〜3月)における中国の消費者信頼感指数は、昨年の第4四半期(10〜12月)と変わらず111ポイントと高水準を保っている。この結果は、調査対象となった60の国と地区のうち5番目で、6大経済体ではトップだ。

 同社が発表した最新の小売データによると、中国市場の今年第1四半期における日用消費財の小売額は去年同期に比べ8%成長した。また、昨年第4四半期に比べて、耐久財の小売額も増加し、そのうち、自動車製品と通信設備の小売額は、それぞれ12.3%と14.7%の成長率で2桁の成長を保っている。そして、消費者の今後12カ月内の購買計画では、デジタル製品が1番に候補に挙がり、家電製品が2番目だということだ。

 また、中国の地域間、都市間の消費者信頼感指数の格差も縮小している。報告によると、中国西部の消費者信頼感指数は、2013年第2四半期の98ポイントから107ポイントに上昇し、その他の地域に近づいている。

 ニールセングレーターチャイナの厳旋総裁は、「中国のGDP成長率は昨年第4四半期の7.7%から7.4%に下落したにも関わらず、中国消費者の基本的な購買意欲は依然と強い」と述べた。

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