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新疆が周辺諸国との初の「グリーンルート」を開通
2013年 12月 25日14:56 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 新疆ウィグル自治区は23日、中国と周辺諸国との初の「グリーンルート」である中国・カザフスタンの巴克図(タルバガタイ)・バガトの農産品高速通関ルートを開通した。今後、中国とカザフスタンの税関はこのルートを通過する農産品の通関手続きなどを優先的に行うことになる。

 この農産品高速通関「グリーン・ルート」とは中国とカザフスタンが税関で設置した専用の農産品輸出入申告検査窓口だ。ここで即時に農産品の申告書を審査し、審査済みの農産品輸出入企業と輸送車両に「グリーンルート」のマークを発行するということだ。輸送車両は専用の「グリーンルート」をそのまま通過することが出来、貨物の通関滞留時間を短縮する。

 「グリーンルート」開通後、周辺の地域ないし新疆と全国の農業生産地域はこのルートを利用して、果物と農産物をカザフスタンとロシア市場に直送できるほか、新疆と中国各地の農産物の輸出、栽培産業の調整、産業チェーンの延長、農牧民の収入増加、栽培地域の生態環境の改善などに積極的な役割を果たすことになる。

 ルート開通1ヶ月後には、両国の税関は運行状況を評価し改善します。今後このようなやり方を広げていくと言うことだ。

 

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