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習近平主席、APEC首脳会議で重要談話を発表
2013年 10月 8日17:01 / 提供:中国国際放送局
  APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が7日からインドネシアのバリ島で開催されている。

 中国の習近平国家主席が重要な談話を発表し、現在の世界経済についての見解を示しました。習主席は「APECは新たな発展段階に入っている。アジア太平洋地域が世界経済の復興を牽引する役割を果たすことを推進する」と述べた。

 習主席は「アジア太平洋地域の牽引力発揮と開放型の世界経済の維持と発展」と題した談話の中で「当面、世界経済は良好な方向へ発展しているが、まだ不安定かつ不確定な要素が際立っている。世界経済の全面的な復興と健全な発展は依然として厳しい試練に直面している。APECは勇気と決意を示し、指導的かつ協調的な役割を発揮すべきだ。開放型の世界経済を維持、発展させ、今後もアジア太平洋地域による世界経済復興の牽引的役割を推進する必要がある」と述べた。

 さらに習主席は、マクロ経済政策の協調強化、アジア太平洋地域の共同発展の推進、金融の安定、各加盟メンバーの経済構造調整の深化などの必要性を訴えた。

 このほかアジア太平洋地域の自由貿易と多国間貿易体制について、「まず団結してアジア太平洋地域経済の一体化プロセスを共同で推進することが必要であり、次に開放的な発展に取組み、貿易保護主義に断固として反対する」と強調した。

 

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